例えば飲食店、理髪店など、直接お客さまが足を運んでもらうことに注力するためのサイトを、どうやって充実させるかをテーマに考えてみましょう。
今回は4つの方法をご紹介いたします。
1)スポット登録はとりあえずしておこう
Facebookを利用している人が、あるお店によった時、自分がそのお店にいます!と宣言してくれる事があります。これをチェックイン機能と言います。
例えば100人の友だちがいるAさんが、ある焼肉店にランチを食べに行きました。
この時、この焼肉美味しいな・・・とおもったAさんはこの場所を自分の知り合いに紹介したいと思いました。
そこで、スマートフォンを開き、Facebookのチェックインを行いました。チェックインされたこのお店の住所、場所は、Aさんの知り合い100人へ紹介されるわけです。
これある意味、ただであなたのお店を誰かに宣伝してくれてるようなものでして、これを使わない手はありません。
必要な物は、位置情報を確認することが出来る携帯端末となります。
今回の例ではiPhone版のFacebookアプリを使ってご紹介します。
はじめに、位置情報を使えるように設定します。
次に、iPhoneのFacebookアプリ(無料)をダウンロードします。ダウンロードしたFacebookアプリから、チェックインを選択します。
これを選択すると、周囲で既にスポット登録を行なっているお店や場所がずらずらとリスト表示されます。もし、あなたのお店がここに出なかった場合は、検索窓に、あなたのお店の名前を入力します。
すると新たにスポットを追加しますというアナウンスが現れます。
ここでカテゴリの選択を求められますので、そちらを選択しましょう。
この処理が終わればあなたのお店がスポットとして追加され、誰でもチェックイン出来るようになりました。チェックイン後、さらにオーナー登録することで、スポットを、Facebookページのように運営することも出来ますが、これはまた別の機会にご紹介します。
ひとまず、スポット登録を行なっておくだけで、誰かが宣伝してくれる可能性を増やすことができるわけです。
2)Googleプレイスに登録しておこう
Googleプレイスに店舗を登録しておくことで、Googleの検索結果、および、GoogleMAPで、ユーザーに対して、様々な情報を提供出来るようになります。
例えば「東京駅 ラーメン屋」と検索すると次のように店舗が現れます。
検索結果にこうしてスポットが表示されます。
つまり、無料登録を行なっておくだけで、店舗情報をGoogleが宣伝してくれるようになります。(必ずしも表示されるわけではない)
なので、登録するかしないかでいうと、しておくだけでもプラスになる可能性が高い為、是非登録しておきましょう。
ちなみにGoogleプレイスがまだどんなものかわからない場合は以下の3分程の動画で、わかりやすく解説されています。
詳しい登録方法はGoogleの公式サイトでご確認してみてください。登録は無料です(2013年3月現在)
登録しておくことで、そこにあなたのホームページのURLを掲載することが出来るようにもなります。まさに一石二鳥ですね。
3)ホームページを、ユーザーに最適化しよう
まず大切なことは、そのページをみたユーザーが、お店に行ってみたいと思える作りに心がけることが重要なポイントです。
そのためにも、ホームページを公開する場合は、無難な情報を提供するのではなく、特徴的な部分を出来るだけ紹介しましょう。
そうはいっても特徴がないからなぁ・・・こういうケースは非常に多く見かけますが、それではユーザーに認めてもらうことが出来ません。あくまでもユーザーは、そのお店の特徴を知りたがっているのです。
ユーザーが求めている情報が需要です。
どのような店舗でもホームページを運営する限り、その需要を満たさなければいけません。
なければ作る努力を行いましょう。
必ず何処かに特徴が見つかります。
ただし、以下の様なテンプレートはNGです。
・アットホームな雰囲気
・みんなで楽しく過ごせる空間
・誰でも納得の
よく使われる用語ですが、これは特徴があるとは言えません。
もう少し砕いて見ましょう。
みんなで楽しく過ごせる空間→どうして?→モダンなデザイン
誰でも納得の→辛めの味が好きな人なら納得の
このように砕いて、可能な限り特定のターゲットにきちんと情報が伝わるようにしましょう。それだけでも、訪問する方が増えるケースが多いのです。
4)近くの大きな目印となる建物や物を紹介しよう
例えば隣に有名な大きな木が立っているならば、その木を説明する専用のページを作りましょう。もし、ユーザーが検索をしてその木を調べていたなら、そのページが検索結果に現れる可能性があります。
そこに観光に来た方が、そのお店を選ぶ可能性も、ぐっと高くなるわけです。
また、駐車場を案内するページも良いです。近くの駐車場情報を公開することで、駐車場を探している人を店舗に呼び入れる可能性も高くなるわけです。
ページは大いにこしたことはありません。入り口をドンドン増やして行きましょう。
いかがでしたでしょうか。
もしまだそこまで手が回っていないという方がいましたら是非活用してみてください。