IT活用の基礎知識


ホームページを充実させるために何をするべきか[その2]

投稿日時:2013/02/28 23:20


名刺タイプのホームページ運営術
「名刺と同様の価値を持つ企業の顔」を作った場合、コスト、メリットなどをご紹介いたします。まだ以前の記事を見ていない場合はそちらからご覧いただくとわかりやすいかもしれません。

さて、「名刺と同様の価値を持つ企業の顔」という趣旨でホームページを作る場合、最小限のコストにおさえることが出来ます。

最大のメリットはコストと言えます。

逆に対費用効果の面では、役割としては名刺のような役割が多くなります。つまり、集客が凄く、ものがバンバン売れるようなホームページにはなりません

この企業の顔型のホームページは、トップページ、企業概要、お問い合わせフォーム等の、基礎情報をベースに構成されます。全体的なページ数は3~7ページ程の規模になります。

このタイプのページを充実させるためには、多くの場合、既存の取引相手、既存のユーザーの利便性を向上させるために利用されるケースが殆んどとなります。

つまり、企業の名前を検索して訪れるユーザーに対して有益な情報を提供すると効果が高いと言うことです。

少ないページ数で検索エンジンから有用なキーワードで検索される事は中々難しいです。
しかし企業名で検索される場合はほぼトップで表示されるでしょう。では企業名で検索するユーザーとはどんなユーザーでしょうか?

このあたりを想像していくことでより充実したページ作りが可能になります。

名刺としての役割を果たすサイト

最も重要なポイントは名刺としての役割です。
会社名を検索するユーザーが求める情報は以下の3つです。

1位:電話番号
2位:地図を含む住所
3位:会社として信頼出来るかどうかをサイトの有る無しできめる

1位、2位の情報は最低限用意しておきましょう。また、ホームページとして、お問い合わせフォームを用意し、そこから、メールによるアクセスも出来るようにしておきましょう。

1位である電話番号は、全てのページに表示してもいいくらいです。窓口を広げる重要な項目になります。また、FAX番号なども掲載しておくにこしたことはありませんね。

2位である住所も、ユーザーが求める情報の一つです。
会社名で検索するわけですから、既に訪問しようと考えているユーザーも多くいます。
Flipsでは地図の挿入もカンタンに出来ますので、地図モジュールを使って地図の表示も行いましょう。

これだけで企業の窓口を広げる事も容易となります。
例えば現在、学生が面接に赴く時なども、ホームページを確認します。地図がよく利用されるのもうなずけます。また、こうした学生が、その企業がどんなことをしているのかというのも、ホームページでわかるようにしておくのも良いでしょう。

3位は、ホームページをそもそも持っているかどうかを確認するユーザーが居るという事です。
有る無しで企業への安心を得ることが出来るという事を意味しています。このことから、最低でも企業としての一つの顔としてホームページを運営することが大切であることがわかります。

以上の事から、このタイプのサイトを運営、充実させたいと考えるなら、企業名で検索するユーザーへの配慮を最優先することが、コストを下げつつ対費用効果の高いサイトを作ることができるようになります。

他にどんな人が企業名で検索するのか?
この辺りをテーマに社内で一度話し合ってみるのもいいかもしれませんね。



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