数年前から言われていることですが、内部リンクを貼ることは決して悪いことではありません。
寧ろ、ユーザーにとっても、検索エンジンにとってもいいことの方が多い為、積極的に内部リンクを増やして行きましょう。
ただ、その方法には、正しい方法と誤った方法があります。
今回は、過去記事へのリンクをテーマに考えてみましょう。
過去記事は何を表しているのか
例えば一つのリンクを紹介する時に、何を表しているかというのはとても大切な要素です。
以前紹介したSEOについての記事に、リンクを貼る場合、どちらの選択が正しいでしょうか。
2)昨今のSEOについての記事はこちら
比較的多くの人が陥りやすいリンクとして、(2)が使われるケースが多いです。
しかし、検索エンジンにとっても、ユーザーに取っても、リンクの価値としては(1)のほうがはるかに良いです。リンクを貼る選択を迫られた時は、そのリンク先が、ユーザーにとって、どんな「検索キーワード」で検索するかを考えましょう。
こうした言葉を選び、リンク名を決定していく事で、自然に内部リンク構造がしっかりと出来上がります。検索順位にも関わってくる問題ですので、しっかりと考えてきましょう。
人に何度も説明しなければいけないことは全てブログに書くべき
SEOとは何も、小手先だけのテクニックではありません。
単純に企業が、クライアントに何度も何度も説明しなければならないことや、エンドユーザーへの説明等を、全てブログに書いていくことで、検索エンジンからの流入を極端に増やすという方法があります。
こうした説明記事というのは、クライアントやエンドユーザーが気にしている事が多く、検索されやすいと言うことです。
また、こうした記事は、将来、どんな記事にもマッチする可能性があります。
例えば10つの記事を書いた時、その全ての記事に、共通して説明しなければならない事などがあった場合は、先に一つの記事を書いておけば、全てその記事をちょこっとリンクするだけで解決します。
何度も説明する必要がなくなりますので、読んでいるユーザーにとっても都合が良いわけです。
例えば毎回記事を読みに来る人は、その説明は以前記事で読んでいるので読む必要はありません。逆に新規のユーザーは、その説明を見なければ話が進みません。話が進まなそうであれば、過去の記事を参照してくれます。
こうした「何度も同じ説明が必要なテーマ」は、会社ごとに違いますが、必ず存在します。
このテーマを見つけ出して積み上げることで、更にSEOの効果を高める事ができるようになりますので、まずは自社でそういったテーマが無いかどうかを探してみてください。