皆さんにとってWebサイト運営の重要な要素となるのがPVとなりますが、このアクセス数を増やすためにどんな方法があるでしょうか。
今回はこのアクセス数についておさらいをしてみたいと思います。
現代版のSEO
ページの中にキーワードを入れる、H1タグを使うといった小手先の技術が通用したのはもはや4年も前の話です。確かにタイトルにキーワードを入れるのは当然のことですが、それ以外にアクセスを増やす要素がいくつかあります。
現在Googleが示す重要なポイントは、そのページが
・人に薦めてもらえるものか
・他社と競合するページを10ページ比較し、そのタイトルの中でクリックされるものか
・他とは違うものがあるか
という3点が候補となります。
人に薦めてもらえるものか
1つ目の項目は、どんな物でも人に薦めやすいページというものがあります。
ユニークな商品であったり、説明がユニークであったり、商品を買わずとも、そのページをみるだけで何かの役に立ったりすると、そこに人が集まり始めます。
ただ単に「売りたい」では無く、「役立てるページ」づくりを心がけてみましょう。
他社と競合するページを10ページ比較し、そのタイトルの中でクリックされるものか
2つめ、競合するページを並べて比較するのは非常によいトレーニングとなるでしょう。
Google検索された時に、1ページ目に現れるリストから選ばれやすいタイトルを考慮することが大切です。
例えば「北海道 カニ」と検索するユーザーは、間違いなくカニを求めているわけですが、その検索結果から、人にアクセスしてもらいたいと考えた場合には、競合のページよりも、人の気を引くタイトルが必要になります。
例にすると、「○○食品のおいしいカニ」といった抽象的なタイトルより、「格安直送北海道産のカニ」や「10束セットで鮮度重視のカニ専門」とつけたほうがより効果的にアクセスが生まれます。
また、食品などの場合は人にプレゼントするケースも多々あります。
お中元専用ページなども作成しておくと、その時期になるとアクセスを望む事が出来ます。
単に1品のために、複数のページを用意することは、購入するユーザーにあわせて必要となるのです。
カニを求めているユーザーは、どのカニを求めているか、ユーザー自信がわかっていないケースもあります。そんな時のために味比べセットというセット商品を作ってしまい、「毛ガニ、タラバガニの味比べカニセット」のページを作ることで、ユーザーがそのタイトルをクリックしやすいように誘導することもひとつのテクニックです。
他とは違うものがあるか
3つ目の、「他とは違うものがあるか」という点もアクセスを上げるための重要な要素です。
これは、他社が同様の商品を販売している場合に真価を発揮します。
現在はGoogleから、その同様の商品ページをよく見比べて、他社のページと自社のページの違いをハッキリと示すことが求められています。コメント、レビュー、写真数、商品の背景等、できる限り他社のページとは明らかに違うものを示して行きましょう。
また、サイトを作るときもこの一点を考えていくだけでSEOに効果的です。
なんでも商品が揃っている大型のショッピングサイトはたしかに強いです。
しかし、何か一点のジャンルに絞り込んだサイトには実は勝てないのです。中途半端に色々な商品を出すよりは、強い商品のみで勝負するのも、アクセスを生むためには重要なポイントとなります。
この3点に注意し、是非一度、他社との違いをハッキリとさせてみましょう。