企業においては、この定期的に書くというものがボトルネックとなり、最終的には書けない、ネタがない、という状況に陥りやすいです。
例えば新商品の紹介をするだけ、サービスを紹介するだけ、こうしたハッキリとした明確なコンセプトがあれば良いですが、事実これらが出来るのは大企業の強みでも有ります。
中小企業となると、やはりブログを通じ、多くの人にサイトを知ってもらい、サービスをしってもらい、そして企業を知って貰いたいと思うものです。
この場合にやってくるのが、ブログの定期的な更新となるのです。
さて、書けない、ネタがないとなった時は、以下の3つのポイントを思い出してみてください。
(1)お問い合わせ、実際に聞かれたことに解答したことを書く
お問い合わせが会った場合、そこに多くのヒントがあります。
例えば企業に務めていると、多くの知識がついてしまい、なんでそんなことも分からないの?というようなお問い合わせから、それはうちに言われても困りますというものまで、多種多様な質問がぶつけられます。
これは営業マンも同じで、日々消費者ユーザーからのお問い合わせや質問というものがあります。
これに回答した内容を記事にするだけで、これらに疑問に思ったユーザーが検索をして、新規で訪問者を増やす窓口的な記事に変貌したり、既に多くの消費者を抱えている場合は、同じ説明をしなくても済むというメリットがあります。
もしもネタがないなら、消費者の声に耳を傾けるだけでも良質なネタが生まれるのです。
(2)サービス、商品を別の角度からみる
毎日同じ製品、同じサービスを紹介し続けるのはあまり良い方法ではありません。
しかし、利用者とは多くの職業の方がいます。
例えば同じ天気予報でも、毎日オフィスビルで内勤する人と、一日中外で仕事をする人とでは、全く価値も違いますし、求めている情報が違います。
相手の職業は?
年齢は?
性別は?
こうしたことを考えると同じ製品、同じサービスの説明もまた違うものになっていくということです。
また、今まで書いた記事も、こうしてターゲットを替えて説明することも大切です。
同じ事を言っていても比喩するものが変わったり、初心者向け、上級者向けとコンセプトを変えることで、別の記事になるということです。
(3)まとめる
何かを創りだすのは難しい時は、まとめて整理するという手間を加えるだけで、価値が変わることが多いです。
例えば今日一日のニュースをそのまま伝えてもあまり意味がありません。
しかし、ニュースの中でも、自身の務める企業にとって関連性の高いものだけをまとめると価値がつきます。
さらにそれを絞込み、コンセプトを立てます。
スポーツニュースだけではなく、その中の水泳のニュースだけにする、と言った作業です。
また、これまで書いた記事も、一つのコンセプトを立ててまとめるだけで付加価値がつきます。
全てをまとめるよりも、コンセプトを立てて整理することで、その行為自体がコンテンツとなり、評価されるようになるのです。
もしもネタがない、困ったと言う時は上の3つを意識してみると、意外と簡単にネタを作ることが出来ます。是非チャレンジしてみてくださいね。