既にホームページをお持ちの方の場合、ドメインをそのまま移行する場合は問題有りませんが、ドメインが変わるケースの時、リダイレクト設定が大切な役割を果たします。
リダイレクトとは、現在お持ちのホームページに訪れた時、自動的に新しいサイトへ飛ばす事です。
例えば以下の様なドメインをお持ちの場合、そこに訪問してきたユーザーを、新しいサイトへ自動で飛ばす事が出来ます。
http://aaa.com
↓
http://bbb.com
Flipsへお引越しされる場合は、既にお持ちのホームページに、これらの設定をしておくことで、ユーザーが迷わず新しいサイトへ来てくれるようになります。
もう一点。
リダイレクトのメリットは、なにもユーザーだけではありません。
例えばGoogleは、そのサイトへのリンクの数等、様々な評価を行なっています。
古いドメインの評価と、新しく引っ越す先の新ドメインでは、まるで評価が変わります。しかし、きちんとリダイレクト設定をしておくことで、その評価をある程度引き継ぐ事が出来ます。
もしもお引越しする場合は、リダイレクト設定をきちんと行なっておきましょう。
リダイレクトは以下の2つの方法がお勧めです。
1)「.htaccess」ファイルを使ってリダイレクトする方法
「.htaccess」ファイルとは、サイトのトップページが存在するディレクトリに作成するファイルの事です。
詳しい作り方はこちらから。
このファイルに書き込む記述としては、以下のようになります。
仮に以下のようなドメインだったケースです。
旧ホームページ http://aaa.com/
新ホームページ http://bbb.com/
Redirect permanent / http://bbb.com/
これを「.htaccess」ファイルに書き込み、アップロードするだけです。
これで、ブログのページにアクセスすると、新しいサイトへジャンプするようになります。
2)metaタグの設定でリダイレクトする場合
現在お使いのレンタルサーバーや、ブログサービス等の多くは、上でご紹介した「.htaccess」が使えないケースもあります。
その場合、ページの中のmetaタグに記述を追加することで、リダイレクト設定を行うことが出来ます。ただし、デメリットとしては、1ページごとに設定しなければならないため、ページ数が膨大にあるホームページでは、非常に面倒な作業となります。
同じように以下のようなお引越しのケース
旧ページ http://aaa.com/index.html
新ページ http://bbb.com/
移転するページに以下のmetaタグを追加します。
<meta http-equiv="refresh" content="0;URL=http://bbb.com/">
これを追加されたページにアクセスしたものは、全てURLで設定したドメインに飛ばされる仕組みになります。
また、ページ毎の引越しの場合は、それぞれのページに、引越し先のURLを設定しておくことで、全てのページにおいてリダイレクトすることが出来ます。