IT活用の基礎知識


拡大中のGmailアカウント乗っ取り事件と防御策

投稿日時:2012/12/27 10:18


2012年12月24日あたりからインフルエンザのように拡大しつつあるGoogleメールのアカウントハック。かなり大規模な事件です。

Flipsをお使いのユーザー様の中にも、多くの方が利用されています。


既に何人もの人がやられており、ユーザー1人ひとりに対応が求められています。

ひとまず「自分がやられていないか」を確認しておきましょう。Gmailを開き、画面右下、もしくは下部にある「アカウントアクティビティ」を開けばおおよそ確認できます。

アクティビティの確認

これはGmailにアクセスした場所を記録しているもので、この中に行ってもいない「海外」のアクセスがあれば、完全に乗っ取られています。

早急にパスワードの変更を行いましょう。

Gmailが乗っ取られた時の最悪のケース

一つのケースとしては、Gmailが乗っ取られた場合、Gmailアドレスと、パスワードがセットで盗まれたという事になります。

実はこれが結構な問題でして、なにか他のサービス、例えばAmazon、DropBox、Evernoteといった、色々なサービスにログインする時に、そのGmailアドレスで登録し、更に、同じパスワードを使っている人も多くいます。

この場合、Gmailのパスワードだけを替えても終わりません。
全てのサービスのパスワードを変更する必要が出てきますので、要注意となります。

Gmail乗っ取りを強固な2段階認証に変更する

これは以下に細かい手順が公開されていますので参考にしてみてください。

しかし一度アカウントが乗っ取られると、住所録も含めて奪われてしまいますのでいつまでも自分の名前を騙って友人、親戚にこうした詐欺メールが送られるリスクが続きます。

私の周囲でも今年に入ってGmailが乗っ取られてこうした詐欺メールが飛んできたというケースが複数あります。つまりこれはまれな、パスワードの管理が甘い人にありがちなこととはいいきれないのです。

リンク先にも書かれていますが、今回のケースは、パスワード管理が甘い人に起こりがちな事と考えず、今後は一人ひとりしっかりと情報を守っていく事が求められます。
多くの情報をネットに記録したり、保存したりすることで、どんどん便利にはなっていく分、そのログイン情報が盗まれたときに発生するリスクも高くなっていきます。

面倒臭がらずに今回を機会に2段階認証も検討してみてくださいね。



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